VMware Workstation 5.x おぼえがき

この文章は,(おそらくそうなるであろうという予測の元に) VMware 4.x に関して,私が気がついたこと,興味があることを書いてあります. 過去 VMware 2.x 時代に書いた話については, VMware 2.x おぼえがきへ,また 過去 VMware 3.x 時代に書いた話については, VMware 3.x おぼえがきへ,また 過去 VMware 4.x 時代に書いた話については, VMware 4.x おぼえがきへ移動しました. 特に断わっていない限り host OS は(自分が持っている) WindowsXP Professional ですが, guest OS 回りは(host OS に依存しないはずなので) Linux host でも適用できる話, のはず(でも検証してないので嘘かも). guest OS 自体については,特に断わらない限り Windows XP か FreeBSD 6.x/5.x についての話,です.

更新履歴とコメント

VMware Workstation 5.x リリース履歴

2006 年 8 月 10 日
VMware Workstation build-29772 (5.5.2)
2005 年 12 月 20 日
VMware Workstation build-19175 (5.5.1)
2005 年 11 月 26 日
VMware Workstation build-18463 (5.5)
2005 年 11 月 8 日
VMware Workstation build-18007 (5.5 RC2)
2005 年 9 月 30 日
VMware Workstation build-16958 (5.5 RC1)
2005 年 9 月 9 日
VMware Workstation build-16325 (5.5 Beta 2)
2005 年 8 月 19 日
VMware Workstation build-15576 (5.5 Beta)
2005 年 8 月 4 日
VMware Workstation build-14704 (5.1 Beta; the Friends and Family release)
2005 年 4 月 7 日
VMware Workstation build-13124 (5.0)
2005 年 3 月 12 日
VMware Workstation build-12888 (RC3)
2005 年 2 月 19 日
VMware Workstation build-12544 (RC2)
2005 年 1 月 29 日
VMware Workstation build-12206 (RC1)
2004 年 12 月 15 日
VMware Workstation e.x.p build-11608 (Beta 2)
2004 年 10 月 26 日
VMware Workstation e.x.p build-10737 (Beta 1; vmware-mount, v2v も一緒に)
2004 年 9 月 18 日
VMware Workstation e.x.p build-10131 (いきなり連絡あり).

とりあえず

VMware Workstation で FreeBSD を guest OS にする

単に入れて動かすだけでもそれなりに動いてしまうので問題ない, けれども,いちおうやっておくと幸せ度が向上する設定を以下にまとめます. 確認したのは VMware Workstation 5.5.1 と FreeBSD 6.0-RELEASE ですが, 他の場合でもうまくいくかもしれません.

SCSI HA は LSI Logic ではなく Buslogic にする
SCSI HA についてはどうも(デフォルトでそうなる) LSI Logic だとうまく動かないっぽいです.仮想 VM 作成時の設定で変更しておく, あるいは,VM設定ファイル(*.vmx)中で scsi0.virtualDev = "buslogic" などとしておくと変更できます.
RTC を UTC にかえておく
仮想 VM の RTC はデフォルトだと host OS の timezone になります. これはこれで特段問題にはならないのですが,もし host OS 側の timezone がかわる時があるならば,timezone が変更されると guest OS 側も設定変更が必要になり(RTC が刻む時間がかわるから), ちと面倒です.同じ VM で,local な timezone を動作させることがないなら (VM で dualboot してもあまり意味はないでしょうし), RTC は UTC の設定にしておくと後で悩まずに済むかもしれません. VM設定ファイル(*.vmx)中で,rtc.diffFromUTC = "0" としておくとできます.
「kernel の HZ 設定は 100」「ACPI timer 無効」「APIC 無効」の 3 つを設定する
3つとも guest OS での時間刻みがまともになることが期待できる, かもしれません. 詳しい方には自明なことではありますが,APIC を無効化すると, VM が 2CPU の設定では動作しなくなります(SMP で動くには APIC が必要です).

この他,(VMware Player だと現状どうしようもないですが) VMware Tools をインストールし,vmware-guestd を動作させておくと良い, です.

てっとり早く VMware Workstation で guest OS を動かす

結局いちばんたるいのはインストール作業なので,それをすでに終えた中身, というのをもってくれば簡単なのは言うまでもありません. 最近では,VMware Player を出したのをきっかけに Virtual Machine Center とかが作られてますので,そこから取ってくるといろいろおためし, が可能になっています.ぱっと見た目数少ないですが, Community Virtual Machines な所には,VMware 社以外で作られた VM の一覧が出ており, こちらだといろいろ種類があります.

時計をてなずける

爆走しまくったり,あるいはのろのろになったり,と結構ややこしいのが guest OS の時計,です.以下では時間を正しく刻めるようにするために, VM 側の設定,guest OS の設定でできそうなことの一覧,です.

VM 側の設定

VM 側の設定,は結局のところ *.vmx な設定ファイルによる設定,です.

Host 側の CPU 速度を明記する
Intel の speedstep をはじめ,パワーマネジメント系の機能によって, 「CPUの速度」は動的に変動してしまいます. でも VM はそんなものに追従しないので,結局 CPU の速度を誤解する (誤解することとなってしまう)ことになります.これを回避するには, たぶんこれで正しい,な値を設定ファイル中で速度を固定させてしまう, という方法があります.VMTN の FAQ だと 1227 がそれです(Linux host は 1592 らしい). ここでは host.cpuKHz=(CPU速度をKHzで), host.noTSC=TRUE, ptsc.noTSC=TRUE の 3 つを設定する,というふうに書いてあります.

guest OS 側の設定

FreeBSD が guest OS の場合は上記も参照のこと.

Linux kernelへオプションを与える
Linux guest の場合,clock が速すぎるならば kernel へオプション clock=pit を書く(i8253/i8254を使うようにする?), という方法があるようです.VMTN の FAQ だと 1420 にあります.この FAQ では,「遅すぎる場合」についても述べられていて, その場合は nosmp noapic nolapic を与える(SMP, APIC, Local APIC 無効?), となっています.

Last revised: Saturday, 21-Oct-2006 11:54:01 JST
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